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ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」と「モモ」

先週末ミヒャエル・エンデとJ.M.バリの本を4冊一気に読みました。
これも積読状態だったもの。

まずは、まだ読んでなくて悔いが残っているからこの際読んでみよう!
ミヒャエルエンデの有名な2冊です。

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」
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買ってみたものの、あまりに厚い本なので積読にしてしまっていました。映画ネバーエンディングストーリーの原作です。
私は小さい頃に映画を先に知りました。映画は本の半分くらい?までをネタにして作ったような印象で、本と映画は後半とラストが違うんですね。
それで、この本は主人公バスチアンのいる世界、ファンタジエンの世界と2つの世界が徐々に繋がっていく様子が面白いのですが、それをさらに外の世界から見ている自分も物語に引き込まれていき、3つの世界がどんどん絡み合っていくんです。もう読んでる自分もバスチアンと一緒の行動を取り始めてしまって。
物語が面白いものだから食事も摂らずに本を読んでる読者のことよ〜く分かってる、ミヒャエル・エンデさん。

ミヒャエル・エンデ「モモ」
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はてしない物語は知らなかったのですが、この「モモ」は知っていました。でも読んだ事なかったのが何か心残りで。はてしない物語は本好き少年・少女の心を鷲掴みにする内容ですが、こちらは資本主義社会を揶揄するような内容なんですね。ちょっと暗い雰囲気漂うストーリー。

印象に残った道路掃除夫ベッポの言葉
一度に道路全部の事を考えてはいかん。次の一歩のことだけ、次のひと呼吸(いき)のことだけ、次のひと掃きのことだけを考えるんだ。
いつもただ次のことだけをな。すると楽しくなってくる。これが大事なんだな。楽しければ仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらなぁだめなんだ。
ひよっと気がついたときには、一歩一歩すすんできた走路が全部終わっとる。どうやってやりとげたかは自分でもわからん。これが大事なんだな』

ーミヒャエル・エンデ作 「モモ」岩波少年文庫よりー

この言葉、ベッポおじさんは人生訓としてモモに語ったわけですが、私は洋書を読む時これを感じます。1行、1行は意外と簡単な文なんです。量が多いから大変だと思うだけで。
これに限らず、物語を通して人生訓がさりげなく散りばめられています。子供の時読んだら実感として分からなかったな〜、きっと。


買うなら、上下巻に分かれていない本がオススメ。
はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)
ミヒャエル・エンデ
岩波書店
売り上げランキング: 2,195



by ai_ikuko | 2013-10-20 21:42 |
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